戦国新報
 
 

平成23年 前期
【 H23.4.3】

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人の性格、考え方を見抜く

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 上司の性格や考え方を見抜くか理解するか…。

 戦国の世、先週も光秀のことを書きましたが、光秀はあれだけ上司信長に目をかけられ、異例のスピード出世をさせてもらいながら、謀反を起こした。その原因は、天才と呼ばれた信長の性格、考え方を理解することなく、自分のちょっとしたうぬぼれから本能寺で謀反を起こしてしまったところにある。そして一時的には天下取りに成功するが、信頼していた娘の嫁ぎ先である細川家や他の配下の武将達に見捨てられ、山崎の合戦で秀吉の前に敗れ去った。
  もし光秀が、信長の性格、考え方をしっかりと理解していたならば、信長に目をかけられた分、一所懸命に尽くし信長の天下取りに貢献しただろうし、光秀の能力もそれまで以上に評価され、人生も変わったかもしれない。
  いつの世も、人を理解したり、世の中の動きを見抜いたりすることは非常に大事なことだが、なかなかむずかしい。

【文:高田 金道】