ヤル気のある人は三割、ヤル気のない人は三割。残りの四割の人たちはどちらに従うか…。
戦国の世、敵に打ち勝つためには、今までヤル気がなかった集団の、ヤル気が盛り上がるようになった時に勝利する確率が高いと秀吉は言った。
また、ヤル気のある人が途端にヤル気を失ったり、今までヤル気がなかった人が、急にヤル気を持つようになることもある。その時、ヤル気を持った人の気持ちになり得ることが大事だし、相手の心をつかむことも大事だと秀吉は言った。
いつの世も、ヤル気の三割か、ヤル気なしの三割か両者のいずれかを押し出すことによって、ヤル気の出し方が決まってくると思う。残りの四割にヤル気を出させる為には、立派なことを言うよりも、立派なことをする方が大事なことのような気がするが、なかなかむずかしい。
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