戦国新報
 
 
平成20年 前期
【 H20.3.23】
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職場の胡座
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 職場において、経験があるとかベテランとか言われる人が、過去の実績の上に「胡座」をかいている職場はあまり能率が上がらないと思うが・・・。
 戦国の世、秀吉が信長に認められ出世できたのは、秀吉自信の努力もあると思う。その反面、譜代の武将達が、名門とか家柄とか、また過去の実績に「胡座」をかいて努力しないために、信長は身分に関係なく能力のある者、努力する者たちを大いに出世させた。その中の一人が秀吉だった。
 いつの世も、仕事の一瞬一瞬が勝負である。過去の実績を自慢して「胡座」をかいてろくに仕事もしない人は「宝のもちぐされ」であり職場の規律も乱してしまう。自分の仕事に対して経験と実績と熱意とヤル気をもってがんばることが、職場も明るくなり能率も上がり会社の繁栄につながると思うのだが、なかなかむずかしい。

【文:高田 金道】