戦国新報
 
 
平成20年 前期
【 H20.2.3】
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団結力
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 選挙は数が勝利をもたらす。勝利の要素はなんと言っても人と人とのつながりであり「団結力」である。
 戦国の世、天下分け目の関が原の合戦で、西軍を率いる石田光成と東軍を率いる徳川家康。勢いは光成の西軍にあった。にもかかわらず西軍が敗れた。なぜ敗れたのか、その勝敗のカギは、決定的要素となる「団結力」が家康の東軍のほうが勝っていた。西軍の統率者光成には人望がなく、途中で秀吉子飼いの武将達に造反されてしまった事と、秀吉の養子である小早川秀秋一万七千の大軍の裏切りにもあった。
 いつの世も、スポーツの世界であれ社会の躍進であれ、最も大事な事は「団結力」が生き残るための最大のポイントでありカギである。ポイントでありカギを失ってはダメだと思うし、お互いに力を合わせてがんばることが大事なような気がするが、なかなかむずかしい。

【文:高田 金道】