戦国新報
 
 
平成19年 前期
【 H19.5.27】
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風林火山
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 仕事を効率よくやるためには段取り八文と言われているが、手際よい仕事とは、「順番」 と 「時間」 と「内容」 をハッキリと考えてやることが大事なような気がするが・・・。
 戦国の世、信玄にとって、敵を攻めるとき、風林火山の軍旗が一つの段取りであった。「速きこと風のごとく、静かなること林のごとく、侵略すること火のごとく、動かざること山のごとし」 と言う軍略だが、普段仕事をする時にもあてはまることだと信玄は言った。
 スピードは風、相手の出方を考えることが林、勢いよく仕事をするときが火、受身になった時じっくり考えることが山。ということである。
 いつの世も 、仕事をする中にも、日常の生活の中にも 「風林火山」 の考え方があてはまるような気がするが、なかなかむずかしい。

【文:高田 金道】