「一所懸命」 に仕事に取り組んでいるという言葉はよく聞くが一所懸命とはなかなか奥が深くてむずかしい。
本人は一所懸命にやったと思っても、成果が上がらず結果も出ないようでは、上司からは一所懸命仕事をしていないと思われる。
戦国の世、秀吉は 「一所懸命に仕事をするといって普通に仕事をしたり、当たり前のようにやったり他の人となんら変わらぬやり方で一所懸命やっては、成果は上がらない」 と言った。秀吉の一所懸命とは 「一所懸命の上に更に一所懸命に命がけで事を力いっぱいすることで成果となって現れる」 と言うのである。また 「結果を出すためには、切腹をする覚悟で仕事に取り組むことだ」 とも言った。
いつの世も、まじめに仕事をすることは大事なことで当たり前だが、成果を挙げるためには目標を定めてその目標をはっきりと達成することで、一所懸命にやっていると上司から評価されるし期待もされる。そして次の仕事も入ってくると思うのだが、なかなかむずかしい。
|