仕事に失敗した時、よく「言い訳」する人がいる。失敗を認めるということは、自分がダメな人間だと思われるために素直に認めることができない。しかし言い訳しても失敗したことには違いないと思うのだが…。もし素直に認めて反省する気持ちがあれば、逆に次へのステップとなり大きく成長すると思うのだが…。
戦国の世、秀吉は合戦において失敗は許されない。失敗するということは、七割は負け戦だと言う。負け戦には言い訳は通用しない。言い訳せず反省することによって、三割の余力は逆に勝ち戦に変わることもあると言う。反省するという素直な心で、さらに前向きに取り組むことによって次の戦に必ず良い結果が生まれると言う。
いつの世も自分なりにプライドがあると思う。しかしプライドだけ気にしていると、失敗が言い訳に変わる。言い訳はよくない。「失敗は成功の元」ということわざがあるが、失敗したことは反省して、二度と同じ失敗を繰り返さないことが大事だと思うが、なかなかむずかしい。
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