戦国新報
 
 
平成18年 後期
【 H18.11.5】
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平凡な動き方
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 一日ただなんとなく仕事をしている人は何をやらせてもうまくいかない。せっかく目の前にチャンスがめぐってきてもうまくつかめない。また周りの人が助言してやっても反応が鈍いし、せっかくのチャンスを逃がしてしまうような気がする。
 戦国の世、「ダメな男は何をやらせてもダメだ。目の前にチャンスがころがりこんできても上手に受け取れない。ヤル気のある頭(こうべ)のきく人はチャンスをつかむのも上手だ」と秀吉は言った。また「食うか食われるかの戦国時代、気持ちを強く持って何事にも積極的にヤル気を持って行動しなければ、敵に先に攻撃されてしまう」とも言った。
 いつの世もチャンスをつかめない人は、意外に不平不満を口にするし、消極的に物事を考えてしまうから仕事に対しても迷う。
 常に前向きに意志を強く持って努力して励むことで、意外と良いチャンスに巡り合うしチャンスをつかむこともできるような気がするが、なかなかむずかしい。

【文:高田 金道】