戦国新報
 
 
平成16年 前期
【 H16.2.1】
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声をかけやすい人。
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 仕事を頼みやすい人、頼みにくい人、使いやすい人、使いにくい人。いろいろいるが、頼みやすい人、使いやすい人におのずと仕事が回るのは当たり前のことだと思うが…。
 戦国の世、「おいサル」と誰からも声をかけられ、人当たりも良く、頼みやすかった秀吉。人から多く声をかけられる分だけ情報も仕事も多く入ってくる。いつも「ニコニコと笑顔」で、誠心誠意、上司信長のため、また人のために一所懸命励んだ。また、「頭を下げ」「腰も低く」人と人のつながりも大事に何かを頼まれるとすぐに対応できるように、態勢を整えてがんばることを心掛けた。これが秀吉の出世街道につながったような気がする。
 いつの世も、気さくで話しやすい人は何かと「得」をするような気がする。相手に窮屈な態度を与えないで、いつも明るく笑顔で一所懸命がんばることが大事なような気がするが、なかなかむずかしい。

【文:高田 金道】