秋⽥の注⽂住宅・建築・リフォームのことなら当社にお任せください!

いにしえの知恵に学ぶ健康住宅

高田住宅工業株式会社

能代本社 0185-54-6518

峰浜本店 0185-76-3493

秋田支店 018-896-7773

ホーム > 戦国新報 > 聞き上手の一言
今月のなかなか難しい
今日のなかなか難しい

聞き上手の一言

他人の話に耳を傾けることによって「得」をする時もある。

戦国の世、関ヶ原合戦前、各大名達は家康につくか三成につくかで揺れ動いていた。その中で仲の良い山内一豊と堀尾忠氏の二人の会話があった。忠氏はなかなかの切れ者。一豊に「どちらに味方するのか」と訊ねられた忠氏は即座に「わしは家康殿に、自分の領地、城をそっくり差し上げ、そして人質も差し出して三成と戦う」と言った。一豊はビックリして感心した。そして家康東軍に参加した会議の席上、一豊は一番最初に手を上げて忠氏が言った言葉をそっくり自分の言葉のように堂々と発言した。それを聞いた家康は感動して涙を流して喜んだ。帰りがけ忠氏は一豊に「お主に一本取られたわ」と皮肉った。合戦は家康の勝利に終わり、一豊は席上の一言で土佐二十四万石の大名に抜擢された。

いつの世も、他人の良い話や知恵には素直に耳を傾けて、そして自分の考えを付け加えることで、今以上に良い知恵が生まれると思うが、なかなかむずかしい。(令和元年九月一日)

2024年4月14日

苦は楽の種、楽は苦の種

2024年4月7日

謙信のビジネス

2024年3月31日

失敗は成功の元

2024年3月24日

笑顔は百の言葉に勝る

2024年3月17日

「一言の重み」

2024年3月10日

おごる平家は久しからず

戦国新報一覧はこちら

にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

バックナンバーはこちらから

トップに戻る