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油断すると足元をすくわれる

 ウサギとカメの童話で、ウサギはカメに向かい、あんたはのろいから俺の方が早いと自慢した。カメはそれなら競争しようと訴えた。いざ走るとさすがウサギは予想通りスタートから早く安心してゴール直前で、まだまだ来ないなとちょっと昼寝を…。

 目が覚めた時には、カメはとっくにゴールしていた。一歩一歩着実に歩き続けたカメの執念の勝利であった。逆にウサギは自信とうぬぼれと油断で敗北した。

 戦国の世、戦でいくら能力と実力がある武将でも油断していると思わぬ失敗をすると官兵衛は武将達に伝えた。一番の良い例が桶狭間の戦いである。圧倒的に有利で勝利目前の義元。部下の意見も聞かず桶狭間にて勝ちムードで昼食する。その時、信長の奇襲攻撃を受けて敗れた。信長を見下した油断から生まれた義元の敗北であった。

 いつの世も、油断大敵火がぼうぼうという言葉があるように、物事の失敗する原因は油断から生じる。油断は最も恐ろしい敵である。一歩一歩着実に気を引き締めて行動することが大事だと思うが、なかなかむずかしい。(令和二年十月四日)

2024年4月14日

苦は楽の種、楽は苦の種

2024年4月7日

謙信のビジネス

2024年3月31日

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笑顔は百の言葉に勝る

2024年3月17日

「一言の重み」

2024年3月10日

おごる平家は久しからず

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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