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敵に塩を送る

相手が困っている時、温かい手を差し伸べて協力してやれるか…。逆に人の弱みにつけこんで揺さぶりをかける人、世の中には色々な人がいるが…。

戦国の世、謙信と信玄は川中島の合戦のライバル。信玄を恐れた隣国の今川家と北条家は手を結び、甲斐の国への「塩輸送」を全面的に停止した。困った信玄。塩は「生命の糧」であり「活動の源」であって人が生きていくためには必要なものである。この話を聞いた謙信の部下達は今こそ信玄を倒す絶好のチャンスだとばかりにわめいた。だが、謙信は信玄に書状を送り、「お主とは敵だが領民達は敵ではない」と塩を大量に送った。塩を見た信玄は感激して涙を流して謙信に感謝した。世に言う「敵に塩を送る」というささやかな愛情のことわざになった話である。

いつの世も、ライバル同士はお互い切磋琢磨して努力するということは大変良いことだが、「敵に塩を送る」ということは簡単なようでなかなかむずかしい。(令和三年三月二十一日)

2024年4月14日

苦は楽の種、楽は苦の種

2024年4月7日

謙信のビジネス

2024年3月31日

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笑顔は百の言葉に勝る

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「一言の重み」

2024年3月10日

おごる平家は久しからず

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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