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三つの涙

 甲子園大会も始まり、勝利を得た選手は「うれしい涙」を流し、負けた選手は「悔しい涙」を流して思い出を残す。死に物狂いの練習に耐えた勝敗の涙は、社会人になった時に必ず役に立つと思う。

 戦国の世、秀吉、中国地方で毛利方と戦いの最中、上司信長が本能寺で部下の光秀に倒されたという情報を聞いて「悲しい涙」を流して「わめいて」いた。その時、官兵衛がそばにきて「殿、今がチャンスです。泣いている暇はない」と秀吉に「ゲキ」を飛ばした。そして「中国大返し」という予想もつかない早業で、光秀を山崎の合戦で撃ち破った。

 いつの世も、「くやしい涙」も努力次第で「うれしい涙」になり、「うれしい涙」もうぬぼれや油断によって「悔しい涙」に変わる場合もある。だが、なかなかむずかしい。(平成二十七年八月九日)

2024年4月14日

苦は楽の種、楽は苦の種

2024年4月7日

謙信のビジネス

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2024年3月24日

笑顔は百の言葉に勝る

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「一言の重み」

2024年3月10日

おごる平家は久しからず

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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