戦国新報
 
 

平成28年 後期
【 H28.8.21】

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自覚をもつこと

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 営業する人は、性格によってかなりの違いがある。

 相手に貢献すれば、後々自分も貢献される。先手を心がけ目標を持って明るくファイトを持って一所懸命に人とのつながりを大事にしながら求めて歩く人。反対にただ回って歩けば何とかなるだろうとパフォーマンス的なやり方の営業とでは、かなりの違いが現れる。

 まず自分の仕事は何たるかをよく理解することだと思うが…。

 戦国の世、工夫もない目標も定めない戦いには、初めから敵を恐れているようなもので、敗北は悲観的なことから生まれると、官兵衛は部下達に言った。またヤル気を持って見方を変えたり、態勢を整えたり積極的に目標を定めて行動することによって、敵を圧倒的に打ち破ることもできるとも官兵衛は言った。

   いつの世も、何事も自分の仕事の何たるかをよく理解することによって、自覚が生まれると思うが、なかなかむずかしい。(平成二十八年八月二十一日)
【文:高田 金道】