戦国新報
 
 

平成27年 前期
【 H27.5.24】

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結果を出せる男は…
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  結果の出せる男は、目標をキッチリと定め て上司のアドバイスを「素直」に聞き入れて、すぐに「行動」に出て「目標」を定めて励むような気がする。逆に結果の出せない男は、上司の アドバイスを「鵜呑み」にする傾向があるような気がする。

  戦国の世、結果を出せる男は、リーダー的 な存在の人が多い。彼らは朝は早く朝に強い。逆に結果の出せない男は、朝は遅く朝に弱いし、頭がボーッとしてエンジンのかかり具合が遅い と官兵衛は部下達に言った。


  また、結果を出せる部下は、仕事をやらさ れるのではなく、自分自らが進んでやる。「どうすればできるのか」を先に考える。結果を出せない部下は「なぜできないのか」から考え出 す。お互い一瞬の考え方は同じようだが、出せる人、出せない人では考え方が根本から違うと官兵衛は付け加えて言った。

  いつの世も、できない理由を追求するので はなく、前向きに「どうすればできるのか」を一点に絞り、やらされて仕事をするのではなく、自分自ら進んでやる。そして適切な上司のアド バイスを受ける事で良い方向に進むような気がするが、なかなかむずかしい。(平成二十七年五月二十四日)
【文:高田 金道】