戦国新報
 
 

平成26年 前期
【 H26.4.27】

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執念を持たないと

すすむ

 道に迷うことと同じで、勝つか負けるかと迷う時には、勝負はしない方が良い…と思う人もいるが、迷わず勝負という執念の強い人が最後には勝つと思う。

 戦国の世、勝つか負けるか、戦ってみないとわからんという武将は、責任感も決断力もなく、頼りにならないし信頼もできないと官兵衛は秀吉の軍師として配下の武将達に言った。そして勝負は絶対に勝たねばならんと、確実に計画、作戦を立ててやるべきだ。特に完璧主義の信長の配下として、決して曖昧な気持ちではなく、迷わず勝つという執念を持たないとダメだとも言った。

 いつの世も、仕事の勝負は、必ず勝つ、あるいは成功するという執念を持つことだと思う。そのためには勉強もしなければダメだし、努力もしなければダメだと思うが、なかなかむずかしい。(平成二十六年四月二十七日)

【文:高田 金道】