戦国新報
 
 

平成24年 後期
【 H24.9.9】

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感謝に謙虚に
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 会社にとって「俺を必要としてる」「俺がいなければ」「働いてやる」人によっていろいろな考え方があるが。初任給をもらった時、親に感謝していくらかでも差し上げて親孝行できるか。
 戦国の世、「働かせていただきたい」「仕事を教えていただきたい」「織田家の発展のため尽くしたい」というのが秀吉の信長に対する姿勢だった。
 自分は貧しい農民の生まれで食うか食われるかの時代、自分が本気になればできないことはない、目標をしっかりと定めることが必要だし、あきらめてはいけない。「やれば必ずできる」と一所懸命に努力した結果が信長に認められた。ようするに謙虚な考え方で励んだ結果であった。
 いつの世もどんなピンチに追い込まれてもあきらめずに打開策が必ず見つかるはずだと努力するところに、必ず良い結果が生まれるような気がするが、なかなかむずかしい。(平成二十四年九月九日)

 


【文:高田 金道】