戦国新報
 
 

平成24年 前期
【 H24.6.24】

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コンデション作り

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 今日一日調子良いか悪いかは朝で決まる。前の晩飲み過ぎると頭の回転が鈍り調子が悪い。早寝早起きすると朝はスッキリ頭の回転も良く、一日の仕事もリズム良くテンポも速く能率も上がるような気がする。

 戦国の世、戦いの時、相手が調子良いと、相手のリズムとテンポに引き込まれて味方が崩れてしまう場合もある。戦いに勝つためには相手のリズムを狂わせることにあると信長は部下達に言った。リズムが狂うと隙ができ、その隙につけこむチャンスが生まれてくるとも信長は言った。戦いは相手の調子と味方の調子と、どちらが上まっているかによって勝敗が大きく左右されると思う。

 いつの世も、野球に例えると、バッターは自分のリズムで打とうとするし、逆にピッチャーはバッターのリズムを狂わせ、自分のリズムで投げようとする。ようするにお互いに自分のコンデション作りが一番大事なような気がするが、なかなかむずかしい。


【文:高田 金道】