戦国新報
 
 

平成24年 前期
【 H24.6.10】

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モタモタしていると…

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 何事も段取りが良いとスピードが速くなる。そして仕事に対して「ヤル気」も生まれると思うが…。段取りが悪いとスピードが遅く、モタモタしているように見えるし、ヤル気もないような気がする。

 戦国の世、スピードの速さで天下を取った秀吉。決断も早く、常に「遅れた戦いに勝利はない」と考えていた。一番良い例が、上司信長が本能寺で部下の光秀によって倒された時、「中国大返し」という早業で光秀を山崎の合戦で打ち破った。光秀の敗北の原因は、秀吉の決断の早さとスピードの速さに負けたのである。

 いつの世も、仕事は段取り八分というが、決断は早く、そして段取りが良いと仕事のスピードも速くなる。モタモタしていると目の前のチャンスも取り損ねると思うが、なかなかむずかしい。

【文:高田 金道】