戦国新報
 
 
平成20年 後期
【 H20.8.31】
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知恵と行動力
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景気がよくないといっても、行動力を持って努力をしている人にはチャンスが多く近寄ってくると思う。もし、努力している人も、していない人も同じようにチャンスが近寄ってくるようでは苦労はしないのだが…。
戦国の世、性格の激しい信長に就職した農民生まれの秀吉。始めは草履取りの仕事である。たかが草履取りだが、毎日草履取りの仕事で信長のそばに仕えていることで、信長の性格、考え方、いろいろなことを学ぶ事ができた。もし、信長のそばで仕事していなかったら秀吉の出世はなかったと思う。信長のそばで一所懸命に励み、与えられた仕事はチャンスとばかり付加価値をつけて努力して結果を出した。
信長は、なかなかやりおるわい「気のつく男」と認め、さらに多くの仕事を与えた。秀吉は期待に応えて信長を喜ばせた。
いつの世も、上司は部下をいろいろな面で期待していると思う。その期待に応えられる人、応えられない人、いろいろいるが、知恵を出して行動力を持って努力した人は必ず上司の期待に応えることができると思うが、なかなかむずかしい。

【文:高田 金道】