戦国新報
 
 
平成14年 後期
【 H14.9.15
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臭い物に蓋をしない
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 最近、世の中不祥事が多いような気がする。不祥事が起きた時、世間に知れると事がむずかしくなって困るので、問題を隠してしまう人が多い。だが不祥事は必ず後でバレる。
 何事も問題がおきたら表に出してすぐに相談し、対応することでスムーズに事が進むような気がするが、問題がおこるとすぐに「臭い物に蓋」をしてしまう人が多いような気がする。
 戦国の世、秀吉は、「問題が起きた時、蓋をして隠してしまうクセがつくと、その人間に対する信用がなくなる。特に部下が上司に対して問題を隠してしまうと、お互いの信頼関係がなくなり、仕事がダメになる」と言う。ようするに「臭い物には蓋をするな」ということである。
 今の世の中、会社でも良いことだけ報告して都合の悪いことは隠してしまう傾向がある。都合の悪いことが「バレ」なければそれでいいと隠してしまうのだが、そうはうまくいかない。後々必ず「バレ」るように なっている。バレてしまうと事が、大きくなってしまうし、問題を解決するためには時間もかかる。そして相手にも迷惑をかけてしまう。
 ようするに都合の悪いこと、「臭い物には蓋」をしないで早急に対処することが大事なような気がするが、なかなかむずかしいことだ。

【文:高田 金道】