戦国新報
 
 
平成11年 前期
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「やる気」で仕事を前向きに
すすむ
 どんな優れた技術を持っていても、知識や能力を持っていても「やる気」がなければ宝の持ちぐされであるような気がする。
 どんな困難な事でもそれに向かって努力をし、「他人にできる事が俺にできないはずはない」と「やる気」をだせば、自ずから道が開けてくるような気がする。
 秀吉が信長に仕えて見習い社員から正社員になって間もなく、本社ビルである清洲城の改修工事があった。いつ敵に襲われるかしれないから早急に修復しなければならない。だが担当者がもたついてなかなかできなかった。見かねた秀吉が「わしなら三日で仕上げてみせる」と信長に言った。回りで聞いていた武将達が「やれる訳がない。でかい口をたたくな」と苦笑いをした。だが秀吉は「やる気」をもって職人達の心をうまく使いこなし、突貫工事で三日で完成させたのである。それ以来、信長の信頼を得て、秀吉はトントン拍子に出世したのである。
 今春卒業して就職する皆さん、「やる気」を持ってがんばれば必ず道が開けますが、なかなかむずかしいようだ…
【文:高田 金道】