戦国新報
 
 
平成10年 前期
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チャンスを生む笑顔と明るさ
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 「おいっ猿」と信長に呼ばれても常に笑顔で明るく振る舞い、一生懸命仕事に励んだ秀吉。他人から見ればいつも馬鹿にされているような秀吉であったが、その笑顔は回りの誰もを明るくさせていた。笑顔と笑い声のある所には必ず人が集まります。人が集まることによっていろんな情報が入ってくるようになります。情報が入って来るということは仕事のチャンスが生まれるということになります。
 また人が多く集まれば、お互い仕事も楽しくなり、協力しやすくなります。仲間と一緒に笑顔で仕事をすることにより、自分の能力はもとより、それ以上の仕事ができるような気がします。
 秀吉は常に笑顔で明るく燃えるような情熱でチャンスを作った。不況な今の世も、常に笑顔と明るさでがんばれば、いろんな情報がチャンスとともに入ってくるような気もするが、なかなかむずかしい。
【文:高田 金道】